2023年04月11日
日本では喫煙に次いで高血圧が成人死亡に対する危険因子の第2位に位置付けられています。
室内の温熱環境の改善が血圧低下を通して健康維持増進にもたらす影響が大きいと考えられています。
脳卒中死亡率の高い地域では、暖房室と非暖房空間の温度差が大きいようです。
室温が高く維持されれば、脳卒中の発生が減少するといった実証報告もあります。
また最近よく聞く言葉に、ヒートショックがあります。ヒートショックとは急激な温度差がもたらす体への悪影響のことです。
ヒートショックに対する認知度は高まってきていますが、いまだにヒートショックによる死亡者数は交通事故死亡者数よりも多いです。
このことがヒートショック対策への遅れをあらわしています。
特にヒートショックが起きやすい場所は、風呂場や脱衣所です。
住宅全体の断熱性能を向上させることは快適性だけではなく、疾病予防にも役立つことを覚えておいていただきたいです。
リフォームといえば家の設備を新しいものにする、フロアーやクロスをきれいにする、とお考えの方は多いと思います。
しかしこれからは快適に健康的に過ごすためにも、家の性能アップ、断熱リフォームをお考えいただければと思います。
お電話の方は
0120-675-365